流行り神３ その２

前回のレビューに続いて、流行り神３　その２です。

流行り神3 警視庁怪異事件ファイル

流行り神３はそれまでの流行り神１、２の総集編で、最終版に当たる位置づけの作品です。
よってストーリー的にはこれまでの伏線をいろいろ回収しながらの都市伝説となっています。

・・・そのためか、伏線の回収に忙しくて本来の「都市伝説」の恐怖感・不思議さが物足りなくなっていると思います。怖い、というかグロイ。そんなシーンがたびたび出てきます。

このあたりが流行り神ユーザーが求めていたところとは多少かけ離れているのではないでしょうか。

あと推理がひどいです。全般的に。ロジックもくそもないです。あてずっぽう推理が多い感じです。

登場キャラの行動（特に風見純也とか）がひどいです。それでも警視庁の刑事っていう設定なの、と言われても仕方ない行動が多いです。

さらにひどいのは誤字・脱字の多さ。ちょっとひどいんじゃありませんか。

・・・以上が☆３つの理由です。本当は２つでも良いんですけど、ゲームシステムが１・２から改善されて非常にプレイしやすくなっています。この点は高評価あげても良いんじゃないかしら。

流行り神自体はかなり面白いのに、残念な点が多いです。開発に時間がなかったせいかもしれませんが、もう少し何とかならなかったのでしょうか。

このまま流行り神３の続編が出ることはないと思いますが、何らかの形で流行り神をバックグラウンドとしたゲームを作っていただき、流行り神３の悪評を挽回してもらいたいなと思う次第です。

ちなみにブログ主が流行り神３をどれくらい好きかというと、普段見向きもしないAMAZONにレビューを初めて書いたぐらい好きです。どのレビューがブログ主のレビューかは、今回の記事と見比べたらわかるかもしれません。別に当ててほしいとか思っているんじゃないんだからねっ！