ブログ雑感
今更ながらブログ全般について。
6年かけてようやく100本記事更新とは我ながら恐れ入った。平均月1本の投稿ペースである。もちろんこの数字はどうでもいいような意味のない記事も多分に含まれる。
ブログを書いて改めて認識したことは、勉強にしたって何でも「毎日継続して・・・」と思い始めるが、実際続けたものは存在しないということ。もともと3日坊主の気質なので、ブログを続けているだけマシなのかどうか。
僕自身転勤族であるため、このブログを書いている期間だけでも引越し回数は二桁を越したと思う。その度に生活環境が変わり、ちょっとずつであるが書いている本人も変わっている(はずだ)。昔の記事を見返すことはないけど、たぶんブログの口調も変わっているのではないか。理由は情緒不安定というよりも、ただ単に記事を書くのに一貫性がないだけ。厳しい?ルール付けをしない分、のらりくらりと今もブログを続けているのではないかと思う。
このブログは、ただ単に自分の記憶を書き残しているものに過ぎない。ゲームや音楽の紹介記事も書いているけど、これも備忘録に加えて、一人でもこのゲーム気になるなーという方がいてくれればそれで良い。自分の好みのものに他の誰かがちょっとでも好きになってくれれば、なんとなく嬉しい。もちろんその事実が僕に分かることはないけれど、心の奥底でひっそり思うことは自由だ。
個人的にはブログの過去記事をほぼ見返すことはないめったにないけれど、それでも備忘録程度に続けていこうと思う。いつかボケてきたときに役立つかもしれないしね。
クリーニングとか
センスがない、のが一番の理由だがオシャレが苦手である。オシャレなレストラン選びやオシャレな雑貨選びはもちろん、オシャレな服が最たるもの。そのためか、仕事着を依頼する以外でクリーニングとも縁がない。
関東に来て初めてのクリーニングを依頼。スーツの上下のみ。駅前にあるチェーン店のお店。服の取り扱いが雑なやや無愛想な店員。少しお高い系列のお店とは知らなかったものの、1000円ちょっとかなと思っていたら1800円。まぁそれは仕方ないかと思っていたら、次の言葉に驚愕。
仕上がりが18日になります。最短で11日です。
ちなみに今日は1日。おいおい、平凡なスーツのクリーニングで3週間近くかかるのかよ。思わず馬◯じゃねえかと言いかけたが、無愛想な店員曰くこれが普通らしい。
関東はクリーニングも時間がかかる事を身をもって知った。
というイライラ文章でした(−_−#)
てか、これが普通なの?
真 流行り神2
★★★★☆ (←ブログ主による勝手な5段階評価)
少し前にブログ記事を更新したのは、本作を紹介したいためです。
今回は日本一ソフトウェアの作品である
真 流行り神2
を紹介します。
- 出版社/メーカー: 日本一ソフトウェア
- 発売日: 2016/07/07
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (2件) を見る
~情報~
発売元:日本一ソフトウェア
発売日:2016年7月7日(PSVita)
ジャンル:ホラーアドベンチャー
元々は本作品を購入するつもりはありませんでした。。なぜなら前作の出来が正直残念な感じでしたので。
それなのに、本作品を購入したのは予約特典で流行り神シリーズの曲をピックアップしたCDが付くと
目にしたからです。これを知らなかったら、本作品には見向きもしなかったと思います。
プレイ後の感想ですが、全体として良い作品で良かったなぁ、です。
以下に、感想をつらつらと述べます。
(個人的に)良かったところ
・それぞれのストーリーが旧作品である『流行り神』シリーズのようにオムニバス形式に変わりました(戻りました)。
これにより、ストーリーが進むにつれてキャラや世界観が分かるようになり、作品内の世界へグッと引き込まれるようになったと思います。
・『流行り神』の魅力の一つである科学ルート・オカルトルートの分岐が復活しました。
これで一つのストーリーを2つの視点から解明することで、事件の解釈がより深くなったと思います。
・本作品のテーマである『都市伝説』を中心としたストーリー展開に戻りました。
さすがに前作の『真 流行り神』のようなストーリーはこりごりでしたので、内容も良くなったと思います。
・CERO Z作品ではありますが、比較的コミカルな部分も多く描かれており、プレイしてて終始暗い気分になることはないです。
・全体として旧作である『流行り神』のシステムを復活したような感じですが、『真 流行り神』で登場したライアーズアートと呼ばれる
時間制限内に会話の選択肢を選ぶシステムは本作でも採用されました。事件を解くに当たってのスピード感や一体感があって、個人的には
ライアーズアートは好きです(頻繁にあるとわずらわしくなりますが)。
あと前作で登場したライアーズアートの曲は本作品でもここぞという場面で効果的に登場します。かなり好きですね。
・『流行り神』に登場した登場人物の影がチラホラと・・・これはプレイしてのお楽しみとなりますが、この演出も
個人的には好きですね。旧作品のファンの方にとってはたまらないのではないかと想像します。
・本作品で登場する新しいキャラクターもそれぞれ魅力があって良いですね。
(個人的に)あともう一歩なところ
・ストーリーがやや少ないかなぁ。追加シナリオも少ないですし。
・良くも悪くもグロテスクな場面は登場しますので、これもあってCERO Zなのかな、と。できれば多くの方々にプレイして欲しい作品ですので
Z対象ではないほうが良かったなぁと思います。ただ、都市伝説をテーマにしている分難しいところはあると思いますが。
逆に言えば、CERO Zにしている分、『流行り神』シリーズよりも怖さに対して大胆な演出ができるところはあります。
ゲームシステムも内容も古い作品から良いとこ取りしたような出来になっていますので、十分面白い作品になっていると思います。
CERO Z作品ですが、18歳以上の方で怖い話が好きな方には是非お勧めしたい作品ですね。
さて、3は製作されるのでしょうか・・・どうなることやら、楽しみです。
真 流行り神
★★☆☆☆ (←ブログ主による勝手な5段階評価)
5年ぶりにゲーム記事を更新します。。。二度と更新はないと思っていましたが、やるときはやるものです。
真 流行り神
の紹介です。
- 出版社/メーカー: 日本一ソフトウェア
- 発売日: 2015/07/23
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
~情報~
発売元:日本一ソフトウェア
発売日:2014年8月7日(PSVita)
ジャンル:ホラーアドベンチャー
まずはじめに断らなければいけないは、このゲームはCERO『Z』です。18歳以上対象商品です。18禁です。
今までの流行り神シリーズは18歳以下のお子様でも楽しく?プレイできていましたが、この真流行り神はZ対象となっているので大人向けの作品となっています。
こう書くと「18禁なんていやらしい・・・」「胸を熱くするドキドキな展開が・・・」と期待しますが、そんなことはありません。嫌な意味で心拍数をドキドキさせる展開が待っています。
おそらくこの作品をプレイされる方はシリーズのファンの方が多かったのではないでしょうか。だからこそプレイ後にがっかりとした感想が多いのではないかと思います。
(全ての内容は読んでいませんが、Amazonの評価値も低いようです)
簡単な紹介ですが、
本作品でこれまでの流行り神と大きく異なるのは、一つの事件が中心となり、その途中の選択肢の選び方によってストーリー(事件)が分岐する形になっています。
なので、以前の作品ですとそれぞれの事件に(順番はともかく)時系列がありましたが、本作品ではそれぞれの事件がパラレルワールドのような世界になっています。
これを踏まえて、以下のコメントです。
(悪いところ)
・基本的に警察サイドであるメインキャストの役職は同じだが、サブで出てくる人(村の住民)はストーリー(パラレルワールド)によっては酒屋のご夫人から宿屋の女将、クラブのママにまで同一人物の役職が変化する。
あまりのキャラの変化のしように感情移入どころか付いていけない。ていうか、サイコパスから良いご主人まで性格変化しすぎだろ!
本作品に出てくる全ての人物が深い闇を抱えているように見える、人間不信なゲームです。
・前作まであった科学ルート、オカルトルートといった分岐がなく一本道である。まぁ本作品の内容からして1つのストーリーで2つのルートの解決法は厳しいですか。
・ストーリーが終結しても後味悪い展開ばかりで、納得いかない理不尽な、救いのない終結を迎える話がほとんど。
・ていうか、そもそも都市伝説関係ないテーマ多いよね。
・セルフクエッションなくなりました。(極一部を除いて)前作までの登場人物は影も形もありません。これを期待して購入したファンはがっかりしたかもしれません。
・CERO『Z』の理由は本作品内のグロ展開、欝展開が多数あるためだと思います。
(以下は個人的な見解です)確かに都市伝説は姿かたちが恐ろしい化け物や、人間の手足や臓器を奪うような陰惨なものもあります。
だからといってそれをそのままゲームするのはいかがなものでしょうか。そもそも都市伝説の怖さってグロなどではなく、
不可思議なもの異形なもの常識では考えられないものに対する恐怖だと思います。それを無理に形にしようとして、心理的に嫌な展開ばかりになってしまう、
かつ単純にグロばかりを強調する今回のゲームには失望を通り越して正直怒りさえ覚えました。人間の嫌な部分を強調しすぎです。
(良いところ)
・評価が分かれるところですが、ライアーズアートと呼ばれるシステムができました。これは時間制限内に選択肢を選び、対象とする人物の嘘や隠し事を会話で暴きだすシステムです。
これまで流行り神の世界では時間制限という概念はなかったため、斬新なシステムだと思います。
RPGのラスボスに挑むがごとく、犯人と目される人物と終盤でやりあうのはゲーム性が増したと感じました。
・これまでの作品でも一部ありましたが、隙間録が標準仕様になりました。これで各事件に登場する主人公以外の人物の(秘められた!)行動が描かれています。
陰惨な本編と比べ、隙間録ぐらいはゆるい感じの話が詰まっています。全てのストーリーをこなしつくした後に、とある組織の暗躍が表現されているのは良かったです。
・一部の音楽が良いですね。特にファイナルライアーズアートの曲がお気に入りです。事件の最後に犯人とギリギリの駆け引きをする躍動感が出ていて大変グッドだと思いました。
メインの製作者が変わったようですが、どうも都市伝説の考え方や表現が旧製作陣と大きく異なるように感じます。
これは流行り神シリーズではないんだ、流行り神のシステムだけ用いたまったく別の作品なんだ、と贔屓目に見てもなんだかなぁと思います。
CERO『Z』になり作品がプレイできるのが大人だけになりましたが、プレイヤーだけではなく都市伝説をテーマとしたゲームとしても失ったものが多いのではないかと小生意気にも感じました。
ちょっと欝展開が多いので、気軽にはお勧めできません。